◆◇◆◇世界プロレスオリンピック開催!?◆◇◆◇
「Do you know Mr.HITO?…10/24 wrestle aid project at KORAKUEN

 まいどっ!青木さやかよりは友近派!なサントです。今回は、設立以降ずっと気になってしゃあなかったプロレス新団体WAP(wrestle aid project)の興行『インターナショナルインディーズCUP2004』を見に行けたので、その辺の話を…

テーマ曲はアイオブザタイガー
◆Wrestle-Aid-Project(レッスルエイドプロジェクト)とは、プロレスを中心としたスポーツ・エンターテイメントの振興に関する事業を展開しながら、ボランティア活動の啓発、普及などを通じて、健全な青少年の育成と地域社会の福祉を増進に寄与することを目的する任意団体として、2003年活動を開始しました。現在、NPO法人として活動しております。(HPより抜粋)

 これ読んでピンと来るプロレス好きはどんだけおるんか…そもそも新日かてノアかてWWEかて、各地方を駆け回るプロレスにおいて地元の理解を得るために、福祉施設の慰問やシルバー団体との交流等、いわゆる
慈善事業は欠かせんモン。
 それを敢えて団体活動の主目的に掲げ、しかもNPO(非営利団体)として構えるとは!一部インディ団体なんかは、それごとエイド=救済されなアカン位に貧しいハズの平成プロレスでそれは可能なんか。それにドンブリの似合うプロレスと違いNPOって、経理面もよりキッチリせなアカンのやから、
案外草間新社長も目指すべき道やったりして。今回はハチミツ二郎さん、友人リキマルク、そして御大GAMYと共に、それを確かめに水道橋・後楽園ホールへと向かったのである。

ボッコンボッコン! 「ダフ屋おらへんやん!」
 「試合ちゃんとやんの?」
 「震災救援向かうため急遽中止とか?」
 黄色いビルの喧噪に対しヤケに静かな青いビル。当日券は他団体と異なりホール内で販売いうんが静寂に拍車をかける。しかし貼り紙通りに向かった当日券売場にはちゃんと人がいた。当たり前やけど、何かホッとした。チャッチャとチケットを購入し足早に会場へ…しかし
なぜ当日券売り場が異なるのか?詳しくは書けまへん。悪しからず…
 基本的にボランティアで運営されるいうことでか、モギリやリング屋さんやグッズ販売含め、何か大人しそうな人ばっか。客も、後楽園最前列常連な通称・川井ちゃんはじめ、いつも見かける顔が無いんは意外。
 しかしこの団体、カナダ・カルガリー伝統の
スタンピードレスリングを中心に、アメリカのNWA-TNAROH、ヨーロッパのFWACWAといった、マニア心くすぐるインディからの猛者が勢揃い。しかもいずれも日本のプロレス=PURORESU好き!(インタビューによれば彼らに今一番人気なんは
『ハッスル!』とか(笑))オマケにそこにカラむ日本人はなぜか、盗難やら極太やらモロモロでお騒がせした”プロレス馬鹿”剛竜馬と、メンバーは文句ナシ!会場は五分入りやけど、そのエナジーはわいがかつてFMWや大日、ZERO-ONEに感じたモンに相通ずる。否応なしに期待膨らむ中でいざゴング。
 しかし剛は、ハリス兄弟やジェシー・バー等、実力派ガイジンとカラむんが非常にウマイんはなぜ?日本プロレス界の七不思議言うてもええね。

ショアッ! かつてWWEやWCWに在籍いうんがウリやけど殆ど誰も知らへん、どう見てもアル・スノーやけど別人なジョー・レジェンド、CTUやノートン以上に蝶野軍入ってもらいたいパワフルなブローディ・スティール、ファイヤーバードスプラッシュ+180度回転のプレスいうかセントーンやん!が得意技のジャック・エバンス、頭に入れ墨入れやプチビガロな風貌のアバランチ、そして忌まわしきハート一族の末裔テッド・ハート
 どれもキャラ立ち。Iジャの常連ガイジン達にも負けてへん。この辺の名前は覚えといてソン無しっ!オマケに恐らくドラゴンゲート(ジャベ)等から学んだであろう、見たこともない技もひとつひとつ大事にこなし、途中出て来た日本人選手も食われまくり。
 ただ、ひとつ残念なんは、ホンマにリング屋さんもボランティア?思う位にロープ緩かったこと。テッドなんか空中技ミスってばっかで可哀想やったわ。

イメージガールはスカート腰履き!! そんな感じでいよいよプロレス馬鹿登場。相手は究極フーリガンこと
ハイランダー。ルールもエニウェアエニタイムフリーフォールで凶器もレフェリーが特に危険とみなす以外自由。今や満身創痍・悲壮感の固まりな剛にとって、ちょー過酷ルール。大丈夫か?
 いきなり場外戦!ハイランダーが剛をイスで殴打、そして控室へ連行。あっという間に流血、剛大ピンチ!すると期せずして沸き起こる2つのコール。
 
「りゅうま〜っ!」
 わいの背中から聞こえるんは、腹の底から必死にしぼり出される子供達の声援。これこそWAPが支援する児童施設からの応援客。まさにタイガーマスクの世界。ここから第2の伊達直人は生まれるのか…そして。
 「バ〜カッ!バ〜カッ!!」
 わいの向こうを陣取るんは、今やプロレス界を流離う根無し草、ついでに髪の毛も根無し草?な感のターザン山本率いる”ターザンシート”から。前者にこのコールは一体どう聞こえるんか。機会あらば聞いてみたいモン。でも自称やからしゃあないやね。これも一応リスペクトの表れと解釈。
 そんな、相反するよな2つのコールが相乗効果を生んだか、剛の反撃開始!リング下からブリキのゴミ箱引っ張り出すと、ハイランダーの頭部に一撃!ニ撃!!そして右腕を突き上げ「ショアッ!」ゴミ箱を捨て場外を徘徊。壁に食らわす剛。すると、先ほど捨てたゴミ箱を拾い上げ、ハイランダーの頭部に一撃!ニ撃!!そして右腕を突き上げ「ショアッ!」ゴミ箱を捨て…
(あと3回位リフレイン)オマケに場外でピンフォール無しに、結局相手は流血せんと、普通にリング戻して剛がフォール勝ち。
 全然ルール関係無いやん(苦笑)反則自由の試合やんに、ゴミ箱ひとつで試合通しよった。そこが彼の”プロレス馬鹿”たる所以か。しかし最後見せたバックドロップ2連発、ちっとも錆びとらんかったで。今やったら辰っつぁんに勝てるかも…

カナディアンデストロイ そしていよいよメインエベント!WAPの誇るカナダの新星ピーティー・ウィリアムスとNWA-TWAの貴公子アレックス・シェリーによる、PPWJr.ヘビー級戦。なぜヘビー級の試合よりこちらがメインなんか…それは試合始まってすぐ解けた。
 技のキレ、独創性、アレンジ、いずれも素晴らしい。かつてロウ・キーなんかに同じニオイを感じたが、それに近い。しかもベースは、かつてキッドがスミスがブレットがオーエンがベノワがジェリコが、そして馳がコブラがライガーがこだわり続けたカルガリースタイル。Jr.のスピードにヘビーのパワフルさこれがなぜ新日で見られへんのか。なぜ今まで呼べんかったんか。見れば見るほど歯がゆくなりつつ、汗腺全開で観戦。いうか彼らはみんな、ヒトさん知ってんのか?(笑)
 フィニッシュは、ショルダースルー、いや飛び込んでの回転エビ固めと思いきや、そこから一回転し相手をパイルドライバーに叩き付ける、ウルトラウラカンラナの逆ひねり?説明難しい荒技『カナディアン・デストロイ』!WAPサイトの動画もご参照あれとしか言えへんわ。ホンマ凄技。

子供達も一緒にリングへ
 そしてフィナーレは、施設の子供達もリング上げながらアットホームに。しかし良ぅ見ると、必要以上に包帯グルグル巻きな剛竜馬はなぜか、リング上がるにはハッキリ言うて必要無さそなポーチを肌身離さず。まさにひったくりに遭ってくれと言わんばかり(爆)キナ臭さプンプン。一方、美人マネージャー連れながら試合に勝った勢いでイメージガールにブッチュンかまし、客からモノ投げられとったジョー・レジェンドは、勢いついでに彼女を肩車しご満悦…金星かっ!?
 まぁ興行としてはマル!!充分モト取れるから、ぜひみんなにも見に行ってもらいたいわ。因みに次回は12.28(火)。ポイントは、日本人参加選手を減らすこと?日本人選手は正直いらん。でも剛はオモロやし、他のインディ選手に無い色やからオッケー。スタンピード色かNWA-TNA色か解らんけど、AAA興行みたく
海の向こうの風を空気をもっともっと運んで欲しいやね。
 あと空気ついでに、途中目立った「レフェリー、ハイウェスト!」とか「ジョー、ジョー、力石が黙っとらんで!」とか、関係者が団体におるからか解らんけど、高飛車な客の空気読めんヤジはノーサンキューせっかくの料理がマズなるから。いうことで、ショアッ!いや、ほな


(写真)当日の模様色々。剛の試合はわいのおるとこで場外戦やってくれたから意外にベストショット!?
(追伸)実はイメージガールより、グッズ売場におった女の子の方がオススメ。GAMYはじめ同意見多数。しかし休憩中、イメージガールがせっせと客に媚びる中で彼女の写真撮ろうとしたら、売場の男性陣「彼女は撮影にお金かかるよ」って。何でなん???